エゾライチョウ　キジ目キジ科　情報不足 DD
　北海道のみに棲む
　中型のおっとりした鳥

　  

エゾライチョウ
 
 
　エゾライチョウは北海道でしか生息しないキジ科の鳥です。ライチョウとは属が違い、このエゾライチョウは低山から生息しています。またライチョウのように衣替えせず、一年中茶色い姿をしているようです。
 
 

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「エゾライチョウ ♂ 1」 クリックで拡大します。
 

 
北海道苫小牧市
1280×853 px
2022/05/05
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
 
　エゾライチョウの ♂ です。撮影場所は北海道苫小牧市。先に見知らぬカメラマンがレンズを向けていらっしゃったので、私もなんとか気づくことができました。ライチョウと名の付く鳥が木の枝に乗っているとは思いませんでしたので、私一人だと見逃していたかもしれません。大きい割には保護色っぽくてあまり目立ちませんでした。♂ はライチョウと同じように目の上に赤い肉冠があり目立ちます。
 

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「エゾライチョウ ♂ 2 」 クリックで拡大します。
 

 
北海道苫小牧市
1280×853 px
2022/05/05
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
 
　上と同じ ♂ 個体の背中側です。
 

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「エゾライチョウ ♀」 クリックで拡大します。
 

 
北海道苫小牧市
1280×853 px
2022/05/05
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
 
　エゾライチョウの♀です。♂との見分けは目の上に赤い肉冠がないことで、これもライチョウと同じです。
 
 

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観察データ
 
場所と回数：北海道苫小牧市1、計1回。北海道のみに生息するキジ科の鳥です。
 
観察月と回数：
 1月0
 2月0
 3月0
 4月0
 5月1 〇
 6月0
 7月0
 8月0
 9月0
10月0
11月0
12月0
 
計2回
 
留鳥です。一年中みられるそうです。季節による移動はほとんどないとのことですので、一度見つけるとリピートも可能かもしれませんね。
 
 

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　エゾライチョウはキジと同じく狩猟鳥でありますが、こちらは近年激減しているとのこと。実は本種、絶滅危惧種のカテゴリーで「DD」（情報不足）の評価が付けられています。「DD」認定は2020年のレッドリストでエゾライチョウを含めて17種いますが、皆総じて結構レアな鳥ばかりです。ウトナイの野鳥センターで（エゾライチョウ含め）野鳥観察できる場所を教えていただいた方からも、「ただし、行ったからといってそう簡単に見られるような鳥ではないですよ」と言われていたので、できればそろそろ狩猟対象からは外してほしいところですね。
 
 
 
（トップ画像　エゾライチョウ　2022/05/05　北海道苫小牧市にて撮影　D500 500mm/f4.0）

 
　初出：2022/07/18
　改定：2022/07/23 Lightbox化