シロスキハシコウ 白隙嘴鸛
Shirosukihashikou
Anastomus oscitans
Asian Openbill
シロハシスキコウ コウノトリ目コウノトリ科
クチバシの間に隙間がある
南国のコウノトリ
クチバシの間に隙間がある
南国のコウノトリ
シロスキハシコウ
まず初めにこちらの鳥は「日本の野鳥」でなくタイの野鳥であることをお断りしておきます。この鳥は南アジアではかなりポピュラーなコウノトリ科の鳥となります。
日本のコウノトリと言えば、一度絶滅にまで至って、今も国内に数百羽しかいない絶滅危惧種であり、特別天然記念物にまで指定されている希少な鳥です。一方こちらのシロスキハシコウはタイ・バンコクのど真ん中の公園でも見られましたし、街中の高速道路を走っているとき、頭上を通り過ぎる群れを観察することもありましたので、当地ではかなりありふれた鳥だと感じました。
姿・色目はクチバシ以外はほぼコウノトリと同じ。ただしサイズ的にはコウノトリよりだいぶと小さく、チュウサギからダイサギ程度だと感じました。図鑑では約70~80cmと幅があります。同時に見たコサギよりは明らかに大きかったので確かにそれくらいかと。ちなみに日本のコウノトリは110cm程度なので、一番大きなアオサギと比べてもまだだいぶと大きいですね。
さて、この鳥の最大の特徴と言えば、名前の通り上下クチバシの間に隙間が見えることです。クチバシの先だけが当たっていて、間は開いています。「寝ているときに口が乾いてしまわないのだろうか?」などとちょっと心配になりますが、これだけ繁栄している種なので大丈夫なのでしょう。日本の野鳥ではこのような姿をした鳥は他に見られないので、かなり奇妙な鳥だと感じます。
「シロスキハシコウ」 クリックで拡大します。


タイ・バンコク
1024x682 px
2016/08/04
Nikon V1 Mode A
1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
2枚ともタイ・バンコク市内の公園にて。水辺でエサを探し歩いていました。クチバシの隙間は遠目でもわかるくらいはっきりしています。タイで購入した図鑑によるとコウノトリ科の鳥らしくクラッタリング(愛情表現としてくちばしを叩いて音を鳴らす行為)をするらしいのですが、はたして先っちょだけしか当たらないのにどうやって音を鳴らすのでしょう?
観察データ
場所と回数:タイ・バンコク 1、計1回。公園の水辺で見ています。水辺や湿地、田んぼなどで貝や小動物を捕りながら暮らしているようです。
観察月と回数:
1月 0
2月 0
3月 0
4月 0
5月 0
6月 0
7月 0
8月 1 〇
9月 0
10月 0
11月 0
12月 0
計4回
基本留鳥だけれど、東南アジア地域を少し移動する個体もいるようです。
(トップ画像 シロスキハシコウ タイ・バンコク Nikon V1 70-300mm F4.5-5.6)
初出:2026/01/02

