ホオジロムクドリ 頬白椋鳥
Hohjiromukudori
Gracupica contra
Asian pied starling

ホオジロムクドリ スズメ目ムクドリ科
 目の周りとクチバシが朱色をした
 南国のムクドリ


ホオジロムクドリについて



 ホオジロムクドリはタイのバンコクで見たムクドリです。当地では一つの公園内で4種のムクドリを見ています。他3種は公園に行く度に観察した記録がありますが、ホオジロムクドリに関しては記録が2度だけだったために少しレア感がありました。
 Webで「ホオジロムクドリ」を検索すると。英語名ではIndian Pied Mynaなどが最初に出てきます。直訳すると「インドのまだらなハッカチョウ」みたいな意味でしょうか。ただ現在の分類ではハッカチョウ属ではなく、旧来のStarnus = ムクドリ属から分離したGracupicaに含まれています。名前の変遷は不明ですが、図鑑によってはMyna(ハッカチョウ)ではなくAsian Pied starling(ムクドリ)と書かれたものもあります。弊Webでは今回このページを改定するにあたって、手持ちの「A field guide to the Birds of Thailand and South-East Asia」に従いAsian pied starlingに統一させてもらうこととしました。

 分布としてはインドから東南アジア(大陸内)あたりに多いようです。



「ホオジロムクドリ」 クリックで拡大します。

ホオジロムクドリ


タイ・バンコク
1024x682 px
2016/08/04
Nikon V1 Mode A
1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6


 タイのルンピニー公園にて撮影。
 サイズ的には日本のムクドリと同じくらいです。種としてはクビワムクドリと同属で近縁となります。




「ホオジロムクドリ ペア ? 」 クリックで拡大します。

ホオジロムクドリ ペア ?


タイ・バンコク
1024x682 px
2016/08/04
Nikon V1 Mode A
1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6


 ホオジロムクドリは雌雄同色です。ただこの2羽がペアなのかどうかは不明です。
 ホオジロムクドリはキュルル・キュルルと高い声で鳴きますが、日本のムクドリよりはかなり美声です。





観察データ

場所と回数:タイ2、計2回。インドから東南アジアまでの大陸内で普通に見られるようです。また平地で見られる鳥とのこと。

観察月と回数:
1月0
2月0
3月0
4月0
5月0
6月0
7月0
8月2 〇〇
9月0
10月0
11月0
12月0
計9回
 各国で留鳥です。



 (トップ画像 ホオジロムクドリ 2016/08/04 タイ・バンコク V1 70-300mm/F4.5-5.6 動画からの切り出し)

 初出:2025/08/17